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恋におちたシェイクスピア(アメリカ・1998年) [少し面白かった映画]

 監督はジョン・マッデン。
 脚本はマーク・ノーマン、トム・ストッパード。
 主演はジョセフ・ファインズ。
 シェイクスピアのラヴ・ロマンスと、その劇中劇が描かれる。
 シェイクスピアの人物像が、イメージと違う。もっと情熱的でもっと神経質で、もっと狂気のような異常性が出ていなければ、平凡でありふれた人物のような感じ。
 監督の解釈のシェイクスピアなのだと思うが、全編のセリフも面白さに欠ける。
 キャストの演技ももの足りないし、ラブ・ロマンスのシーンも印象に残らないし、シェイクスピアの創作への懊悩も描けているようで描けていない。
 他の監督と他の脚本家だったら、シェイクスピアとその恋の素材を、もっと独創的で面白い映画になったのにと思った。

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