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武器よさらば(アメリカ・1957年) [少し面白かった映画]

 監督はチャールズ・ヴィダー。
 原作はアーネスト・ヘミングウェイ。
 脚本はベン・ヘクト。
 主演はロック・ハドソン。
 第一次世界大戦中。主人公はイタリア軍に志願入隊しているアメリカ人青年。紹介でイギリス赤十字の看護師女性と知り合い、恋に落ちる。出撃で2人は別れ、主人公が膝に怪我をして、護送された病院で再会。やがて、妊娠した恋人を残し、主人公は前線へ。イタリア軍が敗退、主人公は脱走し、落ち合った恋人と中立国スイスへ。恋人の出産時、新しい生命共に失ってしまう。
 主役のロック・ハドソン。悪くはなかったが、あまり印象に残る魅力は感じられなかった。恋人役の女優は好きではないので、感情移入はあまりできなかった。
 せっかくの名作なのに、脚本が良くなかった。
 前年撮影の『ジャイアンツ』のロック・ハドソンは、適役で演技の魅力がよく出ていて、一番印象に残っている映画。
『武器よさらば』はもっと古い1932年のアメリカ映画は、撮影時31歳のゲイリー・クーパー主演で、恋人役も適役だったし、監督も脚本も良く、小説を読んだ時に近い、胸が熱くなるようなラブ・ロマンスが描かれていて感動的だったと思い出す。

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